それって時代や環境で変わるらしいよ、という話
「男性は若さと美しさ、女性は富と地位を求める!」ってよく聞く話だけど、それって本当に“普遍的”なの?というのを調べた研究がありました。
🔬 そもそもこの説の背景には…
心理学者デヴィッド・M・バスの進化心理学的な視点があります。
- 男性は「たくさんの子孫を残せる」から、生殖能力を示す若さや美しさを重視する。
- 女性は「子育てに時間とコストがかかる」から、資源(お金・地位)を持つ男性を選びやすい。
なるほど、生物的には一理あるかも?
🧪でも最近の研究では「環境で変わるかも?」って話
ヨーク大学などのチームがこんな結論を出しました👇
🌍 男女が経済的に平等な社会ほど、パートナーに求める条件の“男女差”が小さくなる!
👥 どんな研究かというと…
- 1回目(1980年代):37カ国・8,953人に調査
- 2回目(最近):10カ国・3,177人にネット調査
- 使用した指標:世界経済フォーラムの「男女平等指数」
🔎 見えてきた傾向
- 男女の経済力が平等になると、パートナーに求める条件も似てくる
- フィンランド(平等国)はトルコ(格差大)より男女の好みに違いが少なかった
- どの国でも「知性」「優しさ」「ユーモア」が人気上位
- 「数学の成績差」みたいな能力差も、平等な国では縮まってた
💡 結論
「男は見た目、女は金」っていう好みの傾向は、**進化の名残ではあるけど、今の社会環境次第で変わる!**ということがわかってきているようです。
600万年前のサバイバル時代では理にかなっていたかもしれないけど、現代ではそれに縛られすぎると時代遅れかも。社会の平等が進めば、もっと自由な恋愛・結婚観が育まれていくって話ですね✨
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